【2025年4月版】罪宝オルターガイストでマスター1達成

デッキ構築

シーズン40にて、罪宝オルターガイストでマスター1達成してきましたので記事更新です(最近ブログ更新出来てなくてすみません)。

私自身のyoutubeチャンネルにて構築とリプレイ集めた動画をあげましたが、ここではもう少し構築に関して詳述したいと思います。

構築解説

今回の構築の画像です。アザミナギミックは全部抜きました。

原石青眼だらけだったので、後手からでも真の光を割れる罠カードとしてタイフーンを採用。

フェイカーがいれば後攻0ターン目からでもオルターガイストを動かせます。

さらに醒めない悪夢で永続系の置物対策、ときどきいる天盃龍のバック除去対策に神宣をピン採用。

神通はブルーアイズ意識で入れており、召喚したモンスターの無効破壊、白き乙女の真の光設置を防ぐために投入。プロトコル1枚だけでは足りない場面がしばしばあり、かつプロトコルが原石の穿孔で飛ばされることがたまにあったので、チェーン不可という点を買っての採用です。

体感で天盃龍に当たることが多いと感じた場合は神通を2枚目の神宣に入れ替えて戦ってました。

エクストラに関してはそこまで言うことはないです。ヘクス3バンシー1アドミニア1、リンクリボー+リトルナイトを入れておけば後は自由枠なので、お好みで調整してください。

今回のランクマを通じて、構築面で学んだこと

アザミナオルターでマスター1達成したときと構築の構想がかなり変わってますので、変化した部分を以下に記します。

オルターガイストにアザミナギミックは不要

ここはエンジョイ勢でもなければ、ほぼ断定でいいのかなと思います。

理由としては大別して3つあります。

1.事故要因になりやすい

アザミナギミックはなんでも無効を立てつつオルターガイストの供給までできるという、字面だけ見れば強いギミックなのですが、欺きを複数枚引いてしまったり、聖なるアザミナだけを素引きしてしまうとかなり辛いです。

当然、アザミナギミックそのものはオルターガイストカードではないので、スプーフィングによる変換もできません。

ただでさえマルウィやシルキタスなど、それなりに引きたくないカードを入れて戦わないといけないオルターガイストにとっては、これ以上事故要因を増やしたくないと言うのが本音です。

2.デッキの枠をそれなりに喰ってしまう

世間一般ではアザミナギミックはコンパクトな出張であるなどと言われてますが、オルターガイストの場合、ディアベルスター率いる罪宝ギミックにプラスしてさらにアザミナを入れてしまうと流石に枠をそれなりに喰ってしまいます。

オルターガイストは自由枠があまりないデッキなので、その貴重な枠をアザミナに割くよりは環境に対するメタカード(今回で言えばタイフーン)を入れて、トップメタと渡り合えるようにしておきたいところです。

3.強力なカードとの競合

そして何より元々オルターガイストには、同じくモンスターをコストとして使う最強の魔法カードがあります。

それがワン・フォー・ワン(以下141)ですね。

今回、改めて141のパワカっぷりを再認識しました。

アザミナと違い枠を1枚割くだけでよく、何よりメリュシークを出せると言うのがあまりにも強すぎる。

先攻展開としてはこれ以上ない最強札ですし、後攻からでもワンチャンを生んでくれる希望の象徴のようなカードでした。

アザミナギミックはどう頑張ってもペリネトレータしか供給できませんし、永続魔法を起点に動く関係上あらゆる誘発や妨害に弱く、後攻からの手数としてカウントするには微妙すぎました。

141は誘発受けの悪いカードではありますが、141で喰らってキツイ誘発はアザミナギミックでもキツイので、それなら通った時のリターンが大きいものを選択すべきだと判断しました。

プークエリ、マルウィスプの枚数について

これまで罪宝オルターガイストにて、プークエリとマルウィスプの枚数が自分自身の中であやふやな部分があったのですが、今回のランクマ登頂を通じて両方とも2枚が最適解ではないかという結論を出しました。

プークエリ:理論上で言えば3枚欲しいが…

プークエリは同名含め他のオルガモンスターと一緒に初手から魔法罠無効できるヘクスを出せる、という点が魅力的なカードです。

昨今は強力な魔法カードが一段と増えましたし、オルターガイストはバック除去が相も変わらず辛いデッキなので、リソース面も鑑みると初手ヘクス成立のためにプークエリは出来る限り積みたいです。

ただ、結局2枚初動ですし、ヘクスも他のオルターガイストカードありきで妨害・リソース確保を行うため、プークエリの重ね引きをした場合や、他のオルターガイストカードがない場合はあまり美味しくないです。

また、どれだけ試合がもつれ込んだとしても、3枚目のプークエリを使う場面というのは存在しません。断言してもいいです(2枚目を使う場面はたまにあります)。

罪宝オルターガイストの場合はディアベルスターもいますし、プークエリが初手来ることにそこまでこだわらなくてもいいでしょう。

以上の点から、プークエリは2枚で良いと思いますし、環境メタカードに枠を割きたい場合はさらに削る選択肢を取っても良いのではないか、とさえ思います。

マルウィスプ:1枚だけでは明らかに足りない

3枚はあり得ないとして、1枚か2枚でずっと悩んでいたマルウィスプなのですが、1枚だけだと素引きしてしまったときのメリュシークのパワーが5段階くらい弱くなります。

本来リンク値3つ分稼げるところが全く稼げなくなるので、当たり前といえば当たり前ですね。

先攻展開して制圧しに行ったり、後攻メリュシークからの手数で妨害を踏みに行くことをコンセプトの一つとしている罪宝オルターガイストでは、デッキにマルウィスプがいるかどうかは死活問題」となります。

先攻1ターン目(or後攻1ターン目)なのでスプーフィングで解決できませんし、本来メリュ+プークなどで展開できるところを展開できずに負けることになります。これほどやり切れない悲しみはありません。

さらに、罪宝オルターガイストにおいてはデッキのマルウィスプの枚数がそのままイコールでデッキのスタミナに直結してきます。具体的に言うと、盤面を返された後の再展開、いざ負けそうになった時の壁増設要員ですね。

今回のランクマ登頂にて、デッキにマルウィスプがなかったことによって、ジリ貧になったり高打点モンスターのビートに耐え切れず負けた場面が何回もありました。ブルーアイズ環境だったので尚更です。

かつて新規が来る前、罠型オルターガイストにて「シルキタス素引きしちゃったwwwデッキにいてくれよwww(キャッキャッ)」と笑ってた時期がありましたが、あれは他にフェイカーやプロトコル、スプーフィングなどがあれば全然どうとでもなったので笑えてました。マルウィスプに関しては笑えません。本当に真顔になります。

また、マルウィスプは3枚初動で考えると強い展開ができる場面がちょくちょくあります(メリュ+マルウィ+ディアベルスターなど)。

マルウィスプは積極的に初手に手札から使いたいモンスターではありませんが、手札・デッキに1枚ずついるという状況が強い場合もあります。

限定的ではありますが、このことも考えるとやはり2枚しかあり得ない、となりました。

罠型の場合はフェイカー+罠を構えられるかどうかに重きを置くのでマルウィスプ1枚でも何とかなりますが、罪宝型の場合は2枚採用を強く推奨したいです。

(マルウィスプ2枚素引き?それは諦メロン!!)

今後の課題まとめ

  • 罪宝オルターガイストにおけるフェイカーの枚数。0枚になることはないだろうが、1~3枚の間で未だに結論が出せない。
  • フェイルオーバーの採用の是非。こいつにしかできない仕事もある…。
  • 原罪宝、囁き以外の罪宝カードや他汎用カードと罪宝オルターガイストの相性。

これからも研究していきます。

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